第一回読書会

修士1年の浅沼拓也です。

4月18日に東北大学片平キャンパス内Katahira10にて、第一回読書会を開催致しました。

今回取り上げた本はエイドリアン・フォーティー著「言葉と建築」です。
本書はモダニズムの進展に関わってきた言葉の系譜を6つの視点から紐解く第1部と、「構造」「空間」「機能」などのモダニズムを代表する18の言葉の意味の変遷史を辿りながら解説する第2部からなる2部構成になっており、 ー建築を語る際に、言語を建築にとって内なるものと見るか、あるいは異質なものとしてみるかー を全体のテーマとして綴られています。

今回の読書会では、事前に参加者の方々には第1部の2章・6章を読んで頂き、
発表者(出原、浅沼)が各章について解説した後、ディスカッションを行いました。

軽食やお酒を用意し、和やかな雰囲気で会は始まりましたが
お酒の力もあってか徐々に議論も活発化していき、理解を深めていきました。
五十嵐研だけでなく、他の研究室からも多くの方が参加して下さいました。ありがとうございました。


第2回はジェフリー・スコット著「人間主義の建築:趣味の歴史をめぐるー考察」を取り上げます。5月中旬に開催予定ですので、興味がある方は是非お越し下さい。